「最近異常におならがたくさん出る・・・。しかもいつものおならより臭い気がする。」
そう感じたらもしかして妊娠しているかもしれません。
おなかに赤ちゃんが宿った妊娠初期の女性の身体には、様々な変化が起こります。
今、妊娠したかも、と感じている方は、妊娠初期症状のチェック項目が自分にあてはまるかをチェックしてみてください。
妊娠検査薬を使う前に、産婦人科を訪れる前に確認してみましょう!
タップできる目次
妊娠の兆候の時期はいつから出るの?
妊娠兆候が出始めるのは、一般的には生理予定日から1週間後くらいで出始めます。
気づくのが早い方だと、生理予定日前から兆候が出始めたという方もいます。
予定日より前の場合は、妊娠超初期症状という事もあります。(正式な医療用語ではありません)
とは言え、少し体調を崩した程度にしか思わない人も多いため、生理予定日から1週間過ぎたあたりで気付くことが多いようです。
妊娠初期症状チェックシート
それでは具体的に妊娠初期症状を見てみましょう。
妊娠初期症状①つわり
早い方の場合、生理が1週間ほど遅れた時点から、つわりの症状があらわれます。
胸のむかむかや、吐き気、食欲の後退を感じたらつわりを疑いましょう。
つわりは症状の現れ方も様々です。
よく知られている症状は、横になっていても、テレビを見ていても、いつも吐き気がする「吐きつわり」ですが、他にも自分のよだれで気持ち悪くなる「よだれつわり」や、
食べ物を食べていないと気持ち悪くなる「食べつわり」、特定の匂いを嗅ぐと気持ち悪くなる「匂いつわり」など人によって様々です。
※つわりが無い人もいます
私自身はほとんどつわりがありませんでした。
なので、つわり対策などは残念ながらお役に立つことができません。。。
ただ妊娠初期の頃は普段より乗り物に酔いやすかったり、ファストフードのポテトで急激に気持ち悪くなったりしました。
でも食欲は普段より増すくらいの勢いでした。
これに関しては本当に人それぞれなので、つわりが無いから妊娠していないだろう、と思い込むのは非常にキケンです。
妊娠初期症状②生理の遅れ、生理が止まった
いつもは規則的に月経のある方が、1~2週間も遅れているようなら、妊娠の可能性が高いかもしれません。
ただし、女性の身体はデリケートなので、環境の変化やストレスなどでも生理がとまったり遅れることがありますよね。
月経周期が不規則な方の場合、生理が2か月くらい遅れても、それだけで妊娠と決めつけるのは早とちりかもしれません。
私は元々生理不順だったので、何度か出来たのかも!と思い、検査をしては、陰性でただの生理の遅れ、という事がありました。
妊娠初期症状③胸に異変

妊娠すると、胸に様々な異変が起きます。
- 乳房が張る、大きくなる
- 乳頭が敏感になる
- 乳首や乳輪が大きくなる
- 乳輪の色が濃くなる
最初は乳輪の色が濃くなってとてもショックでしたが、妊娠の喜びの方が勝るので、あまり気にならなくなりますよ!
※追記
産後乳輪の色は元の色に戻りましたので、心配し過ぎませぬよう・・・。
妊娠初期症状④基礎体温の変化
基礎体温を記録している方は、排卵後に上昇した体温が3週間たっても下がる事なく、高温期が続いていたら、まず妊娠しているでしょう。
生理が始まって2週間程度は基礎体温が低い「低温期」が続きます。
その後「排卵期」が来て排卵が起こり、体温上昇作用のあるプロゲステロン(黄体ホルモン)が出始めます。
その後は基礎体温が高い「高温期」が2週間程度続きます。
この間に受精卵が着床しなければ、プロゲステロンの分泌量が減って基礎体温が下がります。
しかし、妊娠するとプロゲステロンが多量に分泌し続けるため、高温期が続きます。
高温期が3週間以上続いた場合、妊娠している可能性が高いです。
体温が高い状態が続くことで体のほてりや寒気を感じることがあり、これらも妊娠初期症状の一つと言われています。
妊娠初期症状⑤頻尿・おしっこの回数が増える
さっきトイレに行ったばかりなのにまた?と言いたくなる身体の変化ですね。
残尿感というよりは、その度に新しい尿が作られてしまうという感じのようです。
もちろん頻尿だけでは確信は持てないので、他の症状もあるか確認してください。
妊娠初期症状⑥臭いおならが出る
妊娠すると、ママの体は赤ちゃんを守ろうとします。
赤ちゃんに栄養を送るために、ママの体は身体全体の代謝を低くして、栄養を蓄えます。
妊娠初期から盛んに分泌される「プロゲステロン(黄体ホルモン)」の影響です。
プロゲステロンは妊娠状態を継続させ、出産の準備をする上でとても重要なホルモンです。
一方で消化器官の働きを低下させて、腸の動きを鈍らせたり、余分な水分まで体内に閉じ込めようとしたりするため、便の水分が少なくなります。
これによりどうしても便秘がちになり、おならの回数も増えてしまうのです。
便秘がちの場合、どうしてもガスが体内に溜まるので臭いもくさくなります。
妊娠初期症状⑦貧血、ふらつき
お腹の赤ちゃんはママの血液から栄養をもらい、育ちます。
妊娠初期は基本的な身体の仕組みを作る大切な時期なので、送られる血液が多いと言われています。
本来ママの身体に供給される鉄分が、優先的に赤ちゃんへ送られるので、ママ自身の鉄分が不足して貧血になりがち。
貧血の場合は鉄分豊富な食事を心がけたり、鉄分を含む葉酸サプリを摂取するようにしましょう。
ちなみに私は、貧血と立ちくらみが妊娠の超初期症状として顕著でした。
目の前がじわじわと光りだし、真っ白になり立っていられないという症状でした。
妊娠初期症状⑧眠気、だるさ、疲れやすい
妊娠すると四六時中いつも眠い、という妊婦さんもいます。
日常の家事をするのがつらく、ずっと寝ていたい、少しでも横になりたいなど、いつも以上に身体のだるさや眠気を感じたら、妊娠初期症状の可能性があります。
ただし、風邪の症状に似ているので、ただの風邪の可能性もありますので検査をしてみましょう。
妊娠初期症状⑨少量の出血

生理予定日より少し前に微量の出血がみられる場合があります。
これは「着床出血」と呼ばれ、受精した卵子が子宮壁に着床する時期に出血する症状です。
着床出血の色は茶色がかったものからピンク、真っ赤な鮮血まで人さまざま、量も通常の生理くらいの量からおりもの程度までと個人差があります。
着床出血は生理開始予定日に近い時期にみられ、症状も生理と似ているので間違えやすいです。
しかし、着床出血の場合、長くても約3日で出血は止まり、出血量も生理より少ないのが一般的です。
普段はほとんど不正出血しない人が、生理予定日付近で少量の出血があり、すぐに止まって、その後生理が来ないようであれば、その出血は着床出血かもしれません。
妊娠初期症状⑩感情の変化、イラつき、情緒不安定
妊娠すると、体調変化や出産への不安、女性ホルモンの影響を受けて、情緒が不安定になりがちです。
中には妊娠に気づいていない超初期段階から、いつもとは違う落ち着かなさやイラつきを感じたり、
普段は泣かないテレビで涙を流したりと、いつになく心がザワザワしたという人もいます。
妊娠中の「マタニティブルー」、産後の「産後うつ」という言葉があるように、妊娠・出産をするとホルモンバランスが崩れ、情緒不安定になりやすいです。
特に初めての妊娠・出産の場合、初めての経験で、先が分からないという漠然とした不安を抱えてしまいます。
それを防ぐためにも正しい情報を学び、少しずつ覚悟を決めていきましょう。
『親になるんだからしっかりしなきゃ!』と、あまり気負いすぎず、お腹の赤ちゃんの為にもリラックスして過ごしましょう。
感情の変化は身体に現れる症状よりも早く、本能が変化を感じ取っているのかもしれません。
人間も動物ですから、一種のオンナの勘は、案外当たるのかもしれません。
妊娠検査薬はいつから使える?
ここまで読んでいただいて、やっぱり妊娠かも!
と驚いている方も多いのではないでしょうか。
一般的な妊娠検査薬は、生理開始予定日の1週間後以降に使用できるので、妊娠初期症状が出ても、まだ早い場合は我慢して待ちましょう。
早期妊娠検査薬であれば、生理開始予定日の3日前頃から判定可能なので、早く知りたい方はそちらを使ってみましょう!
ちなみに、それより前に検査することを「フライング」といいます。
体に悪影響があるわけではないので、べビ待ちさんの中には試される方も多いです。
しかし、陽性と陰性の判定が正確に出ず、振り回されてしまう可能性もあるので、あまりおすすめしません。
もしフライング検査で陽性が出ても、生理開始予定日の1週間後以降に、もう一度検査をしてみてくださいね。
妊娠初期症状は人それぞれ
いかがでしたでしょうか?
今の体調に当てはまる妊娠初期症状はありましたか?
普段の生活が人それぞれ違うのと同じ様に、妊娠初期症状も人それぞれ違います。
特に信頼性が高い妊娠初期症状は基礎体温の変化ではありますが、風邪や生理前の症状と似ていて判断が難しいので、参考程度に考えましょう。
妊娠検査薬が使用できるのは、生理予定日の1週間後からです。
生理が遅れている人や気になる症状がある人はぜひ調べてみてください。
おなかの中に芽生えたかもしれない赤ちゃんのためにも、妊娠検査薬で陽性反応が出たら、
なるべく早く産婦人科を受診する事をお勧めします。
miteteマタニティクリーム妊娠線予防クリームを実際に塗ってみた
