1月末、無事に元気な女の子を出産しました。
切迫早産で一時はいつ生まれるか分からない状況でしたが、
無事に予定日前日の39週6日までお腹の中にいてくれました。
今回は初めての出産、本当に鼻からスイカなの!?食中毒の50倍の痛みなの!?と
とにかく恐怖を感じているあなたのために、
実際の私の出産の流れをレポートしたいと思います。
お産は人それぞれなので決して一概には言えませんが、参考にしていただければ幸いです。
タップできる目次
出産レポート
1月23日午前5時頃 前駆陣痛
激しい腹痛で目覚める。重めの生理痛の様な痛みでした。
一週間ほど夜中に前駆陣痛を繰り返していたので、また前駆陣痛かな?
と思いつつ、間隔を計測すると10分前後。
毎回激痛という訳でもなかったので、しばらく様子をみることに。
徐々に間隔がまばらに空くようになり、午前7時頃には間隔が20分になってしまいました。
午前10時半 妊婦検診から入院
この日はちょうど妊婦検診だったので病院へ。
NSTでは張りの感覚は10分おき。
子宮口は6~7センチの開きでした。
切迫で入院した事も踏まえ、お産は近いという事で即入院が決まりました。
外来から直接陣痛室に移動。
14時頃 病院にて陣痛スタート(陣発)

病院のベットにて10分間隔の痛みが続き陣発。(陣痛が始まる事を陣発というそうですよ)
腰がキューっとする様な痛み。まだまだ元気に会話出来る程度でした。
16時頃 母、病院到着
母が病院に到着。
私の様子を見て、元気そうで驚いていました。
この様子だとまだ24時間位かかるんじゃない?と言われました。
20時頃 陣痛が続く
主人が仕事を終えて戻ってきました。
恐らく夜中か明け方かもっと遅いという予測だった為、旦那さんは一旦帰宅して、立会い出産に向けて体力を温存してもらう事に。
母が陣痛アプリで陣痛の間隔を測ってくれたり、話し相手になってくれました。
基本的に助産師さん達は、一時間に一回見に来るくらいなので、話し相手がいると不安な気持ちや痛みが紛れます。
22時頃
痛みは強くなってきているが、間隔があまり短くならず、8分おき位でした。
痛みのあまりジッとしていられず、ベッドの枠を握りしめていないと耐えられない程でした。
それでも『子宮口が全開じゃないので、いきんではいけない』と言われました。
一旦消灯して、寝れたら寝るように言われました。
もちろん陣痛中で痛いので、結局眠れませんでした。
前日も前駆陣痛で寝不足だったので、疲労がピークに達しました。
24時頃 経産婦さんのスピード出産
隣に出産4度目という経産婦さんが運ばれてきました。
さすがにその方は慣れていて、到着して1時間で陣痛間隔は10分から4分前後に。
すぐに分娩室に移動。
20分ほどで産声が!
若い助産師さんより、よっぽど落ち着いていらっしゃいました。
さすが!!と思いつつ、私はベッドの手すりを握り締めて痛みに悶えていました。
1月24日午前2時頃 陣痛ピーク
陣痛の痛みがピークに。
腰が割れそうになり、もう死ぬ!無理!と限界。。。
しかし痛みの間隔は5分ほど。
子宮口は9センチ位。
まだ全開じゃないの??と泣きそう。(子宮口は10センチが全開だそうです)
立ち会い予定の主人に連絡。
急いで駆けつけましたが、先ほどとは打って変わって、痛そうな私の様子に相当びっくりしたらしいです。
助産師さんが尾てい骨と肛門の間位のところを、グッと押さえてくれると少し痛みが楽に。
それを母と主人にしてもらっていましたが、なかなかピンポイントに押さえるのが難しく、痛みに耐えれず少し切れ気味の私。
午前4時頃 やっと分娩室に移動!

やっと子宮口全開になり、分娩室に移動しました。
万が一の為に点滴針を刺しておくのですが、タイミング悪く陣痛が来てしまうため、なかなか打てず2回くらい挿し直し。
しかし、そんな痛みはどうでもいいくらいの状態。
この時、カテーテルであらかじめ尿を抜いてもらいました。
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赤ちゃんが少し酸欠状態だったので、赤ちゃんに酸素を送るために、私は酸素マスクを装着。
ものすごい勢いで口が乾燥するようになり、主人がせっせとお茶を飲ませてくれる。
(主人はずっと水分補給係に徹してくれました)
周りの準備が整い、「さあ、陣痛のタイミングでいきみましょう!!」と言われる。
さっきまではいきんではいけなかったので、どういきむのかよく分からない。
「レバーを手前に引いて、頭を持ち上げおへそを見て!」
「息をとめて、うんこをするようにいきんで!」
え!?
前から出るはずなのに、そっちに力入れるの!?
結構衝撃でした・・・。
ちなみに、この頃に素早く会陰切開されました。
会陰切開は最早ほとんど痛みが分からない程でした。

陣痛の度に長くいきむのが難しく、思う様に進まず。
赤ちゃんの頭が行ったり来たり。。。
1回の陣痛で、最低2呼吸分は全力でいきまないといけないようです。
いきんでる途中は声も漏らしてはいけないので、吐きそうになりました。
いきんだ後は死にそうな状態なので、深呼吸。
深呼吸しているのか、意識が飛んでいるのか、自分でもよく分からなかったです。。。
陣痛の間隔が遅かったのか、助産師さんやお医者さんが総勢4人で、陣痛促進のツボを押してくれました。
強い陣痛の方がいっぱいいきみやすいのですが、早く出すしかないので弱めの陣痛でも最後は気力でいきみました。
午前6時17分 無事生まれる
最後、頭が挟まってる時の痛みは思い出したくない程です。。。
頭が挟まったらいきまず、『ハッハッハッ!』と、
大きく呼吸をするだけです。
それを越えると、無事に生まれました。
元気な産声が聞けて、本当に安心しました。
全ての痛みが報われた気がしました。
旦那さんと赤ちゃんと三人で初めての家族写真を撮った後は、胎盤を取り出し、会陰縫合。。。
一気に現実に引き戻されるチクチクした痛みでした。
部分麻酔をしたそうですが、実際切られた時より断然痛かった!
足の筋肉が限界を越えていたのか、プルプル震えていました。
日頃の運動不足のせいかもしれません。
みんながバタバタしている中、私は分娩台の上でプルプルと色んな痛みに耐えること2時間。
途中で赤ちゃんが隣に来てくれたので、二人っきりでお喋りしてました。
初めてで何を話して良いか分からなかったので、
「はじめまして、ママです。」と挨拶をしてみたり。。。
目は閉じたままですが、ほにゃほにゃ言っていて、あまりの可愛さに悶えていました。
午前9時頃 病室に戻る
部屋に戻りほっと一息。
しばらくして赤ちゃんも来てくれたので、みんなで写真大会に。笑
という感じでした。
今回のお産では、お母さんと旦那さん、助産師さん、
お医者さん、みんなに助けられて、本当に感謝しかないです。
夫の立会い出産について
立会い出産にするかどうかは正直悩みましたが、分娩室では夫は私の頭上にいて、黒子のようにテキパキとお手伝いしてくれました。
血を見るのは苦手な方ですが、最後まで頑張ってくれたみたいです。
本人曰く、「見てはいけないものは、何も見えない様に配慮されていた」との事です。
1人で臨むよりは、すぐそばにいてくれてるのを感じられるので、わたし的には心強かったです。
陣痛の痛みを例えると・・・


人それぞれ色んな例えをされる方がいらっしゃいますが、
私はプロ野球選手のフルスイングを腰で受ける感じ、だと思いましたよ!
活躍めざましい大谷翔平選手?清宮君?野球にはあまり詳しくないですが、
そんな例えにたどり着いてしまいました。。。
以上出産レポートでした!