1歳半検診というと、今までの検診とは違い発語や指先の器用さなどのチェックをされるという印象をお持ちの方も多いと思います。
先日まさに1歳半検診を受けてきましたが、実際にそうでした。
検診中には言われたものを指差しできるかのチェックがありましたが、私の娘は一切できませんでした。
指差しはまだできないと私が伝えても執拗にやらせたがる担当者にモヤモヤ・・・。
この記事で分かる事
- 1歳半検診で指差しができないとどうなるか?
- 1歳半検診の流れ
- 指差しと発達障害の関連性
1歳半検診を控えてまだ指差しが出来そうにない子の親御さん、実際に1歳半検診で指差しができずに指摘された方はぜひ読んでいただきたいです!
タップできる目次
1歳半検診で指差しができない?
1歳半検診では動物や食べ物のイラスト・写真をみて、言われたものを指させるかどうかのチェックがあります。
私の娘の場合はこのような感じでした。
1歳半検診の会場の雰囲気
私が住んでいる市では、一歳半検診は保健福祉センターに決められた日に行き受ける、集団形式でした。
40組ほどの親子が集まったので、動き回る子・泣きじゃくる子・爆睡する子・それらを観察する子(我が子)など、かなり騒がしい状況でした。
親がパイプ椅子に座り、ひざの上に子どもを座らせたまま数分間大人しく面談を受けさせる。
正直、それだけでも大変な時期。
他のお母さん方もひざから降りようとする子供に苦戦していました。
1歳半検診で指差しが1つもできない
まず最初に、書いてきた問診票のアンケート内容と照らし合わせる形で面談がありました。
私は助産師さん(以下『助』)とお話しました。
助「こんにちはー。○○ちゃんよろしくねー。」
私「よろしくお願いします。」
離乳出来ているか、生活リズム、外に遊びに行っているか、などを聞かれた後、発語についての話になりました。
助「発語は・・・(アンケートをみて)いくつかあるんですね。じゃあ、指差しできるかな~?」
「○○ちゃん、ワンワン分かるかな?ワンワンだよー?どれかなー?分からないかなー?」
「お母さん、この子指差しできます?(真顔)」
私「まだできません・・・。」
助「・・・。○○ちゃん!?りんごは!?りんごは分かるかなー?(大声)」
私(いや、できないって言ってるし、大声で娘怖がってるんですけど・・・。)
娘指を激しく吸い出す。(不安の証)
助「んー。念のためもう一度、この後の医師の方でもチェックしてもらってください。お疲れ様でした。」
私「あ、ありがとうございました。」
- 指差しできなかったらダメなの?
- 指差しって、そんなに1歳半の子供の成長において重要項目なの?
- できない、って言ってるのにまたする必要ある?
- できた事を「できたね!」といっぱい褒めて育ててきたので、出来ないことを強制したくない。
その後の医師の検診を待っている間、ずっとグルグル頭の中で考えていました。
1歳半検診で指差しができなくても大丈夫
続いて、医師との会話です。
この医師の言葉に私は救われたので安心して読んでくださいね。
医師「指差しできなかったのね?ちなみに○○ちゃんから指差しして、宇宙語話したりする事はある?」
私「それはあります。抱っこして移動してる時とかよく指差ししてお話してます。意味は分からないけど。」
医師「それは自分から発見したり、何かを伝えようとしてる証拠だから良い事なんですよ。大丈夫だと思いますよ!今のところ心配するような事は無いので、落ち込まないでくださいね!」
という事で、指差しの再チェックを受けること無く、問題なしと判断されました。
心の底からホッとしました。
それと同時に、医師や保健師・助産師など担当する方の考え方1つで結果が違ってくると感じました。
指差しと発達障害の関連性
指差しチェックについて少し補足。
この医師は、私を安心させるためかおっしゃりませんでしたが、この時期に指差しができないのは発達障害の可能性もあります。
ただ、この時期に出来なかったから発達障害確定かというと、そういう訳ではありません。
発達障害は他社との関わり方、周囲への興味の持ち方などを総合的に踏まえて判断します。
1歳半検診で指差しができなくて呼び出し?
担当の方にもよりますが、1歳半検診で指差しが出来なかったというだけで後日呼び出しになるケースもあります。
今日の医師の話から考えても指差しが出来ないだけで速攻呼び出すのは過剰なのでは?と思ってしまいます。
もちろんそれ以外の要因があったのかもしれません。
でも思い当たる節がなければ、ハズレの担当者だったかなと割り切って別日の面談に臨んでください。
別日には、人数が少ない所で出来るケースが多いので、ゆっくり子育ての相談ができるチャンスです。
1歳半検診の流れ
ちなみに、1歳半検診はいくつか検査項目を受けていきます。
集団の場合は自治体にもよりますが、混み合うので受付開始時間または終盤に行くのがオススメです。
(ベテランママさんは検診が終わる30分くらい前に来て、混雑を避けているようでした。さすが!)
- 保健師・助産師などとの面談
- 歯科検診
- 身長・体重測定
- 内科検診
それでは順番に内容を見ていきましょう。
1歳半検診の保健師・助産師などとの面談
子どもの食事や生活リズムや発育、ママの体調・メンタルなどを総合的にヒアリングしてもらえます。
気になる事はまずここで話してみて、医学的な話だと内科検診で詳しく聞くことになります。
一般的には、
- 積み木を詰めるか
- 指差しチェックができるか
が確認されます。
この両方が確認される場合もあれば、どちらか一方である事もあります。
私が住んでいる自治体では『指差しチェックのみ』でした。
1歳半検診の歯科検診
歯科検診は、実際に歯医者さんに歯の生え具合や虫歯のチェック、歯垢の有無などを確認してもらえます。
まず親と向き合う形で抱っこし、歯科医の先生の方に頭を預ける形で寝かせます。
その状態で先生が上からのぞき込んできます。
慣れない姿勢が怖いのか、ここで泣きだす子が続出。
先生もなるべくスピーディーに歯のチェックをしてくれるので、親子で頑張りましょう。
1歳半検診の身長・体重測定
乾いたオムツ一枚の姿になり、身長体重測定を行います。
体重計は一人で自立する方式でした。
しばらくの間体重計の上でじっとしていなければいけないのですが、なかなかこれも難しい。
キャラクターのカードを渡されて見ている間になんとかはかれました。
体重の後は身長測定。
身長は寝転んだ状態で測る赤ちゃん用の身長計でした。
おむつ一丁で硬い所に寝転ぶという非日常が怖いのか、ここでも泣く子続出。
どこかで誰かが泣いている、かなりにぎやかな状態です。
1歳半検診の内科検診
内科検診は身長や体重、その他事前の発育に関するアンケートを元に医師がひとりずつの発育を確認します。
ここでもおむつ一丁のまま。
一応カーテンで仕切りもあったので、体調や発育で心配な事があれば相談してみましょう。
場合によっては詳しい検査をするようにアドバイスを受けたり、数か月後にもう一度検診を受け経過観察をするように指示されることもあります。
以上の4つの検査で1歳半検診は終了です。
服を着せて帰宅しましょう!
そして、検診を頑張った子どもを褒めるのも忘れずに!
1歳半検診の指差しができないとどうなるまとめ
いかがでしたでしょうか?
1歳半検診で指差しが出来ないとやばい、絶対に後日呼び出されるという訳ではありません。
担当者によっては呼び出される場合もありますが、そんなに深刻にとらえず、別日に見てもらいましょう!
いつまで続くのかヘロヘロなママパパはこちらの記事も必見です!
イヤイヤ期の前兆とは?いつまで続くの?1歳4ヶ月の壁は壮絶!
