出産

自宅出産って今の日本でも出来るの!?

妊娠するとまず、ほとんどの方が病院で出産されると思います。

しかし、自宅で出産するという方法をご存知でしょうか?

自宅で家族に見守られながら、新しい命をみんなで迎える。

そんな方法が今の日本にもあるんです。
今回はそんな自宅出産についての特集です。

現代の日本でも自宅出産は可能!

これは遠い昔の話ではありません。

助産師さんが自宅にやってきて、出産の介助をしてくれる自宅出産。

今でも妊婦さんの健康に問題がなく、介助してくれるパートナー=助産師さんが見つかれば、

自宅で出産する事は可能です。

世界の出産事情

日本では病院出産が99%ですが、オランダは35%以上が自宅出産、

英国と米国も全体の4.5%が自宅出産です。

それは万が一に備えての交通手段と通信手段があるからこそですが、決して過去の話ではありません。

健康体なら医療設備は使わない?

今でこそ病院で産むのが当たり前、しかもできるだけ設備が整っている方が

安心であると考えられています。

しかし妊婦さんが健康体であれば、お産では医療設備を使わないことがほとんどです。

何か持病があったり、妊娠中にトラブルがあった場合は、

もちろん病院で産むことをお勧めしますが、そうでなければ特段、設備にこだわる必要は無いのです。

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日本の出産の歴史

日本では1950年位までは、自宅出産をする人が9割以上でした。

しかし、1960年を境に自宅出産と施設出産の数が入れ替わり、1965年には一気に病院出産へと移行しました。

現在、妊娠、出産する妊婦さんは、ほとんどの方が病院で生まれた世代です。

しかし、家族と臨む自宅出産に興味を持ったのであれば、出産方法について可能性を探ってみるのもいいと思います。

出張助産師とは?

自宅に来て、出産介助してくれる専門家を出張助産師といいます。

助産院を経営している助産師で、自宅出産に対応している人もいます。

まずは自分が住んでいるところの近辺で、対応してくれる助産師さんがいるか検索して見ましょう。

医療機関との連携

助産院は嘱託医療機関と嘱託産婦人科医師と提携していますので、

妊娠中も嘱託医のいる病院で検査を受けることができます。

出張助産師とのお産の場合は、自宅に近い出産施設や産婦人科医師を探し、

検診や出産時に何か異常があった場合の搬送先として、ケアをお願いすることもあるそうです。

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信頼できる助産師さんに巡り会う

普段の妊婦検診は助産院で行う場合、自宅で行う場合もありますが、

いずれも時間をかけてゆっくり体の様子を見てもらえます。

通常の病産院での短い検診時間と比べた場合は、

コミュニケーションが取れている充実感を感じられるとの声も多いです。

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協力してくれる家族の存在は必須

いくら丁寧な助産師さんでも、お産が終わってしばらくすると、

助産師さんは「では、また明日」と、基本的には帰宅するそうです。

その後は一週間くらい毎日来てくれるそうですが、助産院や普通の病院のようになんでもしてくれる、

というわけにはいかないようです。

 

旦那さんが出産休暇を取得できれば一番いいですが、難しければ、母親に頼むケースが多いようです。

母親は出産経験もあるので、何かと頼りになりそうですね。

どうしても家族に頼めない場合は、家事手伝いもしてくれるシッターさんを依頼する手もあります。

自治体によっては産後のサポートの一環として、割安な価格でお手伝いさんを依頼できる制度もあります。

必要であれば、妊娠中の時点で早めに手続きなどを確認しておきましょう。

※警告※ 無介助分娩は絶対にダメ

助産師さんを頼まず、夫婦や家族だけで出産する「無介助分娩」は、

絶対に考えないでください。 
妊娠中の経過が順調な人でも、分娩中に急変する可能性はあります。

産後の大量出血や、胎盤早期剥離は突然に起きます。

こうした場合に、すぐに対処できる環境で出産することが重要です。

六十年前、出産に伴うトラブルで亡くなる妊婦は、年間四千人以上いたそうです。

それが今では年間数十人。

医療によってお産が安全になってきたのであり、元々は皆が安全に産める訳ではありません。

 

全体の90%の人は何ごともなく出産を終えますが、残り10%の人には何らかのトラブルが起こります。

自然分娩から急遽、緊急帝王切開に変更した、という例もよく聞きますよね。

そういった時も助産師さんであれば判断は出来ますが、ご夫婦や家族だけでは分かるはずがありません。

 

『自然なお産』にこだわるあまりに、無介助分娩を選択するのは自殺行為であり、

赤ちゃんに対する虐待行為にもなりかねません。

語気を強めてしまいますが、あくまでも「自然」である事より、

「安全」である事を重視するべきです。

何故なら、お産はゴールではなく、産まれてくる赤ちゃんと家族との生活のスタートですからね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

お産には本当に様々なスタイルがあります。

その中の一つとしての自宅出産です。

家族の理解や協力が不可欠なので、自身や家族とよく話し合い、お産のスタイルは決めましょう。

自宅出産を満足できるものにするポイントは、リラックスしてお産に臨めるような

信頼関係が築ける助産師と巡り会う事でしょうか。

この人なら大丈夫、と思える助産師さんに出会えるといいですね。

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気まぐれプレママ
夫と0歳の娘との三人暮らし。最初は母乳が不足したものの、約三か月かけて現在は完全母乳で育児奮闘中。 妊娠中は切迫早産での自宅安静・管理入院も経験しました。 甘いものとビールをこよなく愛しており、今はノンアルビールの飲み比べをよくしています。 子供の将来の為にも、今のうちに貯金するべく、ベビーグッズはコスパにこだわってます。 良いと思ったものは記事で紹介もしているので、もし良かったら色々覗いてみてくださいね!